LNGタンクは、超低温のLNGを貯蔵するため、二重殻の縦型真空断熱構造となっており、内槽はステンレスでできています。
また、気化器はLNGに熱を与えて気化させる装置で、主に2つの方式のものがあります。
1つは「エアフィン式」といい大気との熱交換によりLNGを気化させるもので、もう1つは「温水式」といい水または温水との熱交換により気化させます。
エアフィン式は可動部の少ない(ラジエターのような)単純な構造のため経済性や信頼性に優れ、温水式は気化能力が安定しているため寒冷地での使用や長時間の連続使用に向くことや、コンパクトで設置場所をとらないこと等が特徴です。